準富裕層の窓際族、ガジェットの山に埋もれる~評価ダウンからのFIRE計画~

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【日本限定の真実?】AIは仕事を奪わないどころか、人手が足りていない仕事を補ってくれるというお話

すーだらです。

「AIに仕事を奪われる」

世界中でそう言われていますが、日本では少し事情が異なるようです。

TechCrunchの記事に、こんなタイトルがありました。

「In Japan, the robot isn’t coming for your job; it’s filling the one nobody wants」

直訳すると「日本では、ロボットはあなたの仕事を奪いに来ない。誰もやりたがらない仕事を埋めに来る」という意味合いです

日本のロボット事情は「奪う」より「補う」

労働力不足に直面する日本は今、フィジカルAI(AIで動くロボット)を実験段階から実用段階へ急速に移行させています。

その背景にあるのは、深刻な人口動態の問題です。

日本の労働人口は2024年も14年連続で減少。生産年齢人口は全体の59.6%にまで低下しており、2040年までに約1,100万人の労働力が不足すると試算されています。

2024年のロイター/日経調査でも、日本企業がAI導入を進める最大の理由は「労働力不足」でした。

「産業の生存手段」としてのロボット

セールスフォース・ベンチャーズの山中祥氏はTechCrunchにこう語っています。

「ドライバーは単純な効率化から産業の生存へと移行した。日本は労働力の物理的な制約に直面しており、基本的なサービスを労働力の欠如によって維持できなくなっている。就労年齢人口の縮小を考えると、フィジカルAIは産業水準と社会サービスを維持するための国家的緊急課題だ」

ロボットが「便利だから使う」のではなく「使わないと社会が回らない」という段階に来ているということです。

日本の強みと課題

日本の産業用ロボットメーカーは世界市場の約70%を占め、ファナック・安川電機・川崎重工など世界トップ10の5社が日本企業です。

2026年3月には経済産業省がフィジカルAI分野で2040年までに世界市場の30%獲得を目標に掲げました。

一方でAI人材の育成や、職場でのAI活用率(日本は約8%と先進国最低水準)という課題も残っています。

💼 窓際投資家の視点

飲食店に行くと、配膳ロボットが料理を運んでくるのを見かけるようになりましたよね。

配膳ロボットにAIが組み込まれているかどうかはわかりませんが、人に置き換えても支障がないところはそうやって少しずつ、人手を補う形でロボットが活躍する場が増えつつあるように感じます。

日本では建設業の求人倍率が4.6倍、看護師が3.7倍と、求人数に対して応募者が圧倒的に少ない状態にあります。 これは建設業者約5社が一人を取り合い、病院約4社が一人を取り合う計算です。

じゃあ、飲食業と同じようにこれらの業種にロボットを導入するとなった場合、建設や、看護といった仕事を任せて大丈夫か?と言われると、ちょっとうーんと首をかしげてしまいます。

でもいずれにしても、人員不足は喫緊の課題としてあり、すぐにでも対策が必要な状況ではあります。

今後AIを搭載したロボットを導入することで少しずつ人材不足が解消されて、豊かなサービスを受けられるようになるといいなと思います。

さて、投資家として見た場合、日本のフィジカルAI市場は2025年の3億700万ドルから2035年には67億6,000万ドルへ拡大すると予測されています。

ファナックとNVIDIAの提携に代表されるように、日本のロボット産業とAIインフラ企業の連携が深まっています。NVIDIAはFANG+構成銘柄です。

NVIDIAはGPUだけ作っているメーカーではなくなりました。日本の人材不足解消に向けたイノベーションを期待したいところです。

上がれ、FANG+。私は日々の使用量制限と闘いながら、AI活用にいそしみたいと思います。

出典元

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『基盤モデルとロボットの融合 マルチモーダルAIでロボットはどう変わるのか』 (河原塚 健人 / 松嶋 達也 著)

『基盤モデルとロボットの融合』(KS理工学専門書)は、LLMなどの強力なAIが「物理的な体」を獲得する「身体性AI」の最前線を解説した本格的な技術書です。テキストや視覚情報から環境を理解し、未知の状況でも自律的に動くロボットの仕組み(VLAモデルや世界モデル)を気鋭の研究者が体系的に解説。単なるトレンド本ではなく、システム構造やアルゴリズムの深部まで踏み込んでおり、次世代のAI・ロボティクスの動向を追うエンジニア必読の一冊となっています。


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